「転職をしたいっ!」「今後の働き方をどうしようかな」等、転職というキーワードが頭の中に浮かんだ時、どう動けばよいのか分からない方も多いと思います。
おそらく多くの方は、まずはインターネットの転職サイトで気になる求人があるか検索するか、ハローワークで求人情報を確認するくらいかと思います。
スマホで簡単に求人を探せる便利な世の中になりましたが、転職に関しては自分が思っている以上に理想の情報にたどり着くのは難しいのが現実です。
それもそのはず、どんな転職先があるかを調べることもそうですが、自分がどんな仕事をしたいのかを考えることも難しいのです。
転職で迷った時、あなたは誰に相談しますか?
家族ですか?友人ですか?恋人ですか?同僚ですか?
身近な人への相談もいいですが、満足度の高い転職を目指すなら「転職エージェント」の利用がおすすめです。
なぜなら、転職には多くの情報を集めることとその情報の整理が必要になります。
そのため、転職に精通した人に相談する方が効率的に転職活動を進められるので、転職のプロである転職エージェントに相談してみるのは一つの方法です。
転職エージェントは企業の目線、転職者の目線、両方の目線を持っているので、転職希望者にとってきっと良い相談相手になってくれると思います。
そこで、今回のテーマは「転職エージェントとの電話面談について」です。
電話面談の内容や面談で聞かれること、失敗例について解説いたします。
転職エージェントとの面談とは
面談でコンサルタントが求職者の「経験・スキル」「転職への希望や条件」を確認する
転職エージェントとの面談では、企業の面接と同様に、求職者の方は履歴書と職務経歴書等の書類を準備する必要があります。
履歴書や職務経歴書で求職者の経験やスキルが確認できることは当たり前ではありますが、転職エージェントは企業に求職者を提案・推薦する立場なので、それらの書類からどれくらい求職者のマッチングの可能性が広がるのか、イメージしながら面談をします。
面談の際には、転職をするうえでの求職者の希望や条件も確認します。
転職エージェントが知りたいのは「書類の背景にあるもの」
書類には基本的には事実しか記載されてませんが、面談によって転職エージェントが知りたいのは、「その事実には求職者のどういった道理・背景があるのか」ということです。
例えば、今までの職歴において業界も職種も全く異なる経験があると、書類を見た時に企業から「一貫性のない候補者だ」と思われてしまう可能性があります。
しかし、転職エージェントの面談を通して、どういう道理・背景でそのような転職・ジョブチェンジをされたのかが分かれば、エージェントはその背景を理解し、企業に説明・フォローをすることで転職のサポートをします。
つまり、面談を通して転職希望者のストーリーを組み立てていくのが、転職エージェントの重要な仕事なのです。
ストーリーがある程度完成したら、それをベースに自分が何をしたいか、どういう希望があるのか、何を最優先して転職活動を行うのかなど、理想と現実をシュミレーションしながら面談が進みます。
ここで上手く転職エージェントとコミュニケーションがとれていると、エージェントも適職を見つける為に色々と情報を提供してくれますし、ご自身では想像してもいなかったような企業や職種の情報が出てくるかもしれません。
面談には主に「直接の対面面談」「Web面談」「電話面談」の3タイプある
転職エージェントとの面談は、やはり「直接対面」で行うのがベストだと思います。
実際の企業との面接と同じく、実際に対面した時の求職者の方の雰囲気や印象は、転職サポートをするうえで転職エージェントにとっても貴重な情報となり得ます。
ただ、近年は新型コロナウイルスの感染拡大もあり、ZoomやSkype等のオンラインツールを利用した「Web面談」や「電話面談」も増えてきています。
Webや電話での面談は直接会って話ができないことから、求職者の言外の情報が取れない分、ご自身の職歴や情報をしっかりまとめてやり取りを行う必要があります。
転職エージェントとの電話面談について
直接面談が難しいのであれば電話面談できるか確認しよう
転職エージェントに相談を希望するのであれば、まずは登録をしましょう。
通常、登録をした後には、エージェントから面談日程の連絡がくるかと思います。
その時に、直接対面しての面談が難しいのであれば、エージェントに電話面談できるか確認しておきましょう。
当サイト「ほくりくFIT転職」ではサービス利用のお申し込みの際に、「直接転職エージェントと面談」や「Web面談」、そして「電話面談」とご希望する面談を選ぶことができます。
「石川県へUターン転職を考えている」「金沢市へIターンを考えている」等、現在北陸から離れた遠方にお住まいの方でも、お気軽にご相談くださいませ。
転職エージェントとの電話面談の流れ
電話面談の流れは、基本的に直接面談やWebでのオンライン面談と同じです。
主に下記のような流れで面談が進みます。
<電話面談の流れ>
・自己紹介
・履歴書・職務経歴書の内容確認
※電話面談の際は先に必要書類をエージェントに送付しておきましょう。
・転職活動の状況確認
・希望や条件等の確認
・候補企業・求人のご提案 など
電話面談で転職エージェントから聞かれること・内容
電話面談をするにあたり、転職エージェントから聞かれることは、大きく分けて下記のような内容です。
①転職の志望度
②現職・前職の退職理由
③興味のある仕事や職種
④転職先の優先基準
⑤ご自身の人生設計
エージェントには建前ではなく、本音で話すようにしましょう。
その方が、あなたにあったサポートを受けることができるでしょう。
転職エージェントとの電話面談での失敗例
電波状況が悪く、電話が途切れ途切れになってしまった…
色々と迷っていたけど、ようやく転職への道を1歩踏み出し、転職エージェントと電話面談することに!
そんなせっかくの機会に、電話が途切れ途切れになったり、音声が聞き取りづらく連絡が取りにくい状況だと、求職者本人と転職エージェントの双方の士気が下がってしまいます。
また、あってはなりませんが移動中で電話が聞こえづらいということになれば、「面談という大事な時間に移動しながら面談対応をしているとは、しっかりスケジュール管理の出来ない人物だ」という印象を与えかねません。
そこで、しっかり電話が繋がる状態・場所・時間を確保したうえで、電話面談に臨みましょう。
電話面談をした場所がうるさかった…
こちらも問題外です。
転職エージェントとの面談の日時は、基本的に事前に決まっています。
大事な電話があると分かっている時に、騒がしい場所でスタンバイする人はいません。
求職者の方が「常識がない人」だと判断されてしまうことでしょう。
面談で「転職に対する本気度が低い」と転職エージェントが判断すれば、企業の紹介が減る等、転職活動にも悪影響を与えてしまうかもしれません。
自分の経歴を事前にまとめておらず説明が上手くいかなかった
転職活動では事前に自分の経歴やスキルを棚卸しし、たとえ不完全なものであってもまとめておくことが大切です。
また転職エージェント側も、求職者の履歴書や職務経歴書等の資料がないと、「どんな経歴の方なのか」「転職に対してどんな希望があるのか」を知ることができません。
できれば提出しなければいけない書類は、電話面談の前に転職エージェントに送っておきましょう。
そうすれば、書面整理のアドバイスも含めて、転職エージェントからより適した求人の紹介が受けられる等、転職活動がスムーズに行えます。
緊張して上手く話せなかった…
電話面談では、転職エージェントはあなたの声だけで人柄や雰囲気を想像することになります。
電話する場所、言葉遣い・話し方・伝え方・話す間の取り方だけでも、その人柄を想像することができます。
直接お会いできない分、その要素は強くなるかと思いますので、直接面談するよりも話す内容をしっかりまとめておくくらいの気持ちで電話面談に挑みましょう。
また、緊張しないようにリラックスできる環境を整えておくこともおすすめします。
転職エージェントとの電話面談では事前準備が大事
とにかくまずは書類(履歴書・職務経歴書)の準備を!
どんなに電話で話した時に良い印象を持ったとしても、求職者の情報がないことには話の進めようがありません。
また、ご自身の経歴を書類にまとめることで、電話面談での話もスムーズにできるかと思いますので、頑張って用意しておきましょう。
履歴書・職務経歴書さえ完成していれば、あとはエージェントと相談しながら企業面接に進むだけです。
電話面談はもちろん、直接面談・Web面談をご希望の方も「ほくりくFIT転職」へ!
電話面談では、求職者の方がどんな表情なのかやどんな方なのかが見えづらいので、どうしても実際にお会いした時に感じる人柄や雰囲気まではつかめないところがあります。
もしも状況的に可能なのであれば、電話面談よりも実際にエージェントのコンサルタントと対面で顔を合わせられる、直接面談をおすすめいたします。
また北陸(富山・石川・金沢・福井)への転職をお考えの方は、電話面談はもちろん、直接面談やWeb面談をご希望の方も、お気軽に「ほくりくFIT転職」へご相談ください!