転職の給与交渉!気になる相場・伝え方・タイミングを解説

メニュー

登録してオファーを待つだけ|北陸の転職情報・求人検索なら石川県、富山県、福井県でNo.1の転職サイト「ほくりくFIT転職」

非公開求人多数|北陸の転職情報・求人検索なら石川県、富山県、福井県でNo.1の転職サイト「ほくりくFIT転職」

転職ノウハウ

転職をお考えの方へ

転職の給与交渉!気になる相場・伝え方・タイミングを解説

転職活動をされている皆さん、こんなお悩みはありませんか?

☑提示された給与が希望より下がる…もう少し上げてもらえないか交渉したい
☑自分の能力・スキルで、給与交渉をしてよいものか迷っている
☑交渉できるとすれば、どのタイミングで交渉すればよいのか分からない

給与や条件はできるだけ高い方が良いのはもちろんですが、強気に出てしまったり、言い方・伝え方で失敗してしまうと採否への影響が考えられます。
また「この人とは上手くやっていけない」と採用担当者に悪印象を与えてしまうと、最悪の場合『内定取り消し』に繋がる恐れもあります。
後々の人間関係にも関係する給与交渉は、できるだけ穏便に、いい印象を与えたいものですよね。

そこで今回は、石川・富山・福井の北陸3県で豊富な転職サポート実績をもつ【ほくりくFIT転職】のエージェントが、
・希望の給与額の設定方法
・相場
・伝え方
・タイミング
といった転職活動時に躓きやすい『給与交渉』のあれこれについて詳しく解説します。

給与交渉事情を理解して、希望の条件での内定獲得に近づきましょう。

転職時に給与・年収は上がる?下がる?

転職を考えた時に気になることの一つが、「今よりも給与は上がるのか・下がるのか」ということだと思います。
厚生労働省の「令和5年上半期雇用動向調査結果の概要 転職入職者の賃金変動状況」によると、前職の賃金に比べて増加・減少した割合は下記の通りです。

・前職の賃金に比べて「増加」した割合【38.6%】
・前職の賃金に比べて「減少」した割合【33.2%】

この調査期間で言うと、前職の賃金よりも増加した割合の方が高いですが、増加も減少もそこまで大差ない結果です。

▼参考:厚生労働省 令和5年上半期雇用動向調査結果の概要「転職入職者の賃金変動状況」
https://www.mhlw.go.jp/toukei/itiran/roudou/koyou/doukou/24-1/dl/kekka_gaiyo-03.pdf

転職時に給与交渉はできる?

転職時の給与交渉は珍しくない

「給与の交渉をすれば、内定に響くのでは…」とお考えの方も多いと思います。
しかし、内定が出る前であれば希望給与を伝えるなどの給与交渉は、決して珍しいことではありません。
もちろん、あまりに身分不相応な額を提示すれば不採用になる可能性はありますが、妥当な相場内であれば、希望給与を考慮していただける可能性は十分にあります。

但し、一般的には転職エージェントに任せた方が無難であると言えます。
特に北陸地方の場合は実直誠実な企業体質であり、給与交渉などに面食らってしまう可能性も否定できません。転職エージェントは、あなたのスキルと企業での役割だけではなく、本人が抱えている生活事情まで掘り下げて把握し、企業の採用意欲を盾にしてギリギリの交渉を請け負ってくれます。

企業は転職者の給与をどう決めるの?

転職者の給与の決定方法はいくつかあります。
下記では、「自社の社員を参考にする」「応募者の前職の給与を参考にする」という例について記載いたします。

自社の社員を参考にする

自社(応募企業)に勤めている社員を参考にする決定方法です。
同じような業務を行う同年代の社員の給与を参考にして、転職者の給与を決めます。
また、企業に年齢や等級、勤続年数等による、給与についての明確な基準がある場合は、その基準に沿って給与が算出されます。自社内にしっかり基準があれば、勤務している社員からの「転職者の給与が高すぎる」というような反発を防ぐことができます。

応募者の前職の給与を参考にする

応募者の前職での給与を参考にする決定方法です。
前職の給与を参考にすれば、給与を提示する時に、応募者にとって高すぎる・低すぎる金額を避けることができ、UIターン転職等の場合でも地域相場などを加味して、妥当な金額を割り出すことができます。
また、応募者も今までと同様な水準もしくはそれ以上の給与がもらえることは、企業への志望度にも関係してきます。企業側がどうしてもこの応募者に来てもらいたいという場合には、役位や等級を上げて給与を提示することもあります。

転職時の希望給与の設定方法

以下の4つのステップに沿って妥当な相場を知り、希望の給与額を設定しましょう。

ステップ1:ご自身の生活に必要な収入ベースを考える

まず真っ先に考えなければいけないのは、収入のベースを考えることです。
そもそも自分が転職をするにあたって、「どのくらいの生活水準を維持したいのか」を考慮した上で、収入ベースを考えましょう。
住宅のローンや配偶者等のご家族の収入(世帯収入)、教育や介護等のご家族の今後必要となるであろう出費など、細かい数字を挙げる必要はありませんが、目安となる収入ベースのイメージを持つことは重要です。特に、定常的にある支出金額は把握する必要があります。

ステップ2:希望する業界、業種、企業の相場を調べる

自分の希望する業種や職種の企業の給与相場を調べましょう。
会社四季報や企業ホームページ、新卒サイト、転職サイト等を参考にするとよいでしょう。
最近では、企業のクチコミサイトに年収について生の声が載っている場合もあります。面接する会社のホームページの採用情報や新卒サイト、転職サイトを調べてみましょう。
転職サイトには、役職がついた場合や、30歳時点の給与、入社〇年目の給与など、目安となるような年収例やモデル年収が載っていることがあります。
ただし、給与の場合は勤続給なども含まれるので、あくまで参考値だと思った方が良いでしょう。

ステップ3:就職する地域の相場を調べる

都道府県によって、給与の相場は異なります。
一般的に、地方と比べて東京都や神奈川県などの首都圏・都会の方が給与が高い傾向にあります。
就職を希望する都道府県の平均給与を調べておけば、希望給与の参考になります。
北陸地方の「平均給与月額(賞与等含む総額)(令和2年(2020)版 石川100の指標より)」は下記の通りです。
北陸での転職をお考えの方は、地場の相場もしっかりチェックしておきましょう。

<平均給与月額(賞与等含む総額)>
・富山県…303千円(全国15位)
・石川県…300千円(全国17位)
・福井県…307千円(全国11位)

▼参考:令和2年(2020)版 石川100の指標
http://toukei.pref.ishikawa.jp/dl/3709/R2-all.pdf

ステップ4:調べた相場と自分のスキルを照らし合わせる

調べた相場と自分のスキルを照らし合わせ、希望金額のレンジを検討しましょう。
給与は個人のスキルや業種によって大きく左右される部分はありますが、転職エージェントに依頼をすれば、転職先企業の給与水準や想定される役割、保有経験スキルとのマッチ度、そして本人の生活事情・希望を考慮して、妥当な給与相場をアドバイスしてくれます。

希望給与を的確に設定したとしても、総合的に判断された結果、転職前よりも低い給与を提示される場合もあると思いますが、今後のキャリア形成がしっかりと担保されることによって、生涯賃金のアップを狙う事ができます。

年収交渉を行う際のポイント

希望給与は高めに設定する

希望給与は、交渉前の段階ではあくまで「希望」です。希望給与を高めに設定したとしても、総合的に判断された結果、転職前より低い給与を提示されるケースもあります。
しかしながら、低く見積もるかどうかは企業側が判断することであり、自分を売り込みに行く転職者側が自分を低く見積もる必要はありません。心もち高めに設定することをおすすめいたします。

転職の希望給与の相場は今までの年収にプラス30~50万円

個人のスキルや応募企業の規模・業種によって左右はされますが、現職又は前職の年収にプラス30~50万円を上乗せした金額を、希望給与としているケースは多いかもしれません。
もちろん現職の収入そのものが低いケースもありますから、あくまで上記の金額は目安です。
なお、希望する求人への知識や経験があったり、業績の良い企業を選んだりすると、年収アップに繋がりやすいです。

希望年収を低く伝えるのは危険

中小企業を受ける場合、現職・前職の給与よりも希望給与を低く伝える場合は注意が必要です。
大手企業のケースでは、社内で給与についての明確な基準が設けられており、その基準に沿って給与が算出される仕組みとなっています。
これに対し、中小企業では社長の判断のみで給与が決定されることが多いです。
明確な基準がないため、「低い給与でも構わないならそれでお願いします」という風に、給与が決定されてしまう恐れがあります。

この職種に就きたい、ワークワイフバランスのとれた企業に行きたい等、給与面以外の理由からも転職を決められるとは思いますが、現職・前職よりも低い希望を出す場合は、今一度確認をすることをお勧めいたします。あまりにも低すぎる場合は企業が怪訝に思うこともありますので、転職エージェントを活用し、ご相談することを推奨いたします。

提示額をあまりに引き上げすぎるのも危険

希望する給与と相場との差異があり過ぎると、企業側からは「身の丈知らず」「相場感の読めない方」「金額がマッチしない方」と判断され、採用を見送りにされたり、選考に進めなかったりする可能性があります。
また「給与アップのためだけに転職活動をしているのであれば、うちの会社じゃなくても良いのでは?」と企業に思われる危険性もあります。
できるだけ希望給与を高めに設定したい気持ちは分かりますが、提示する金額を相場とかけ離れた額にしないように注意しましょう。

企業側からの提示額が希望年収より高い場合

希望年収よりも提示額が大幅に上がっていると感じた場合には、まずは高く評価してもらえたことに、感謝の意を伝えましょう。
ただ、給与は労働対価なので、給与が高いという事は、その分過度の期待をされているのではと不安になるかもしれません。
もし不安になられた場合は、どういった点を評価してもらえたのか、どういった役割を期待されているのかを企業に確認し、努力目標を設定するのもよいでしょう。

給与交渉のタイミングはいつ?

基本的には応募先企業から聞かれたタイミングで回答すればよい

まず、企業からの明示のタイミングについてですが、法律上、入社時の給与は内定時に提示がされることが義務付けられています。給与が分からないと内定を受諾するかどうかも決められません。

一般的には転職において、
1.面接
2.内定通知 労働条件の通知
3.内定受諾
4.労働契約の締結
という流れになります。

転職エージェントを利用しない場合、基本的には面接時などで企業側から給与について聞かれたタイミングや、受諾前に労働条件を提示された際、①あなたの希望する給与額と②その金額を提示した根拠(今までの実績や経験、生活背景など)の2つを伝えると良いでしょう。
「できればこの金額でご検討いただき、内定を頂けるのでしたら嬉しいです。」と伝えれば、意味を理解していただけます。

内定通知交付後の交渉は可能

内定後であっても、受諾する前であれば給与交渉の余地はあります。
月額で1~2万円程度の上げ幅であれば、年収アップの交渉が通る可能性もあります。
「なぜ、その金額のアップが必要なのか」を相手に納得してもらえるような根拠を用意しておきましょう。

内定承諾後の給与交渉はNG

内定前に「この給料で問題ございません」と条件を飲んでおきながら、内定後に態度をひるがえす給与交渉のやり方はNGです。
理由としては「自分の立場が有利になったとたん、態度を一変させる人である」という印象を与えるため、入社後の人間関係や立場を危うくさせることに繋がるからです。
しかし「選考の際に、どうしても給与についての話題を切り出すことができなかった!」という方もおられるかもしれません。そのような場合には、昇給や賞与の実績を聞いた流れの延長で、給与について切り出してみましょう。
年収を上げるための交渉というよりも、希望給与に届くようになるまでに「どういった実績・能力が必要か」「どれくらいの期間が想定されるのか」の確認の意味合いが強くなります。
その時はマナー違反と思われないよう、謙虚な姿勢で相談を行うことが大切です。

給与交渉前に用意しておくこと

相手に納得してもらえるような根拠を用意しておく

今までの実績や経験、資格などを棚卸しし、「なぜ、その金額のアップが必要なのか」を相手に納得してもらえるような根拠を用意しておきましょう。
過去の仕事での実績や経験は、採用担当者が分かりやすいように、具体的なエピソードや数字を用いて分かりやすく伝えましょう。

給与アップ交渉が難しい場合には

手当&福利厚生の充実で実質的に年収アップ

給与アップ交渉が難しい場合は、企業から受け取れる各種手当(住宅手当、家族手当、資格手当、時間外手当等)や福利厚生(社員食堂、交通費、人間ドック、育児支援等)も確認しておきましょう。
転職する企業に手当や福利厚生が充実していれば、実質的に年収をアップさせる要素になります。
また、現年収と比べた時、残業時間を除けばほぼ同額、というケースもあります。
数字だけを見るのではなく、いろいろな方向から条件の再確認を行ってください。

給与交渉に自信がない場合は、転職エージェントに相談する

面と向かっては応募企業に言いにくい要望も、転職エージェントを挟むことで印象を下げることなく伝えることができます。また、第三者の立場から相場に応じた希望年収額を設定してもらうこともできます。
印象ダウンを避けたい、交渉には絶対に失敗したくないという場合には、転職のプロであるエージェントにお任せすることをおすすめいたします。

当サイトを運営する「人材情報センター」は1985年の創業以来、北陸を中心に多くの企業と長いおつきあいをさせていただいております。
その経験の中で、求職者の転職に関するサポートはもちろん、転職時の給与交渉も行っております。
富山・石川・福井への転職をお考えで、「転職で年収アップを叶えたい」「スムーズに転職活動をしたい」という方は、ぜひ弊社にご相談くださいませ。
求職者の皆さまの転職を成功に導くべく、尽力させていただきます。

完全無料!転職支援サービスに申し込む

転職ノウハウTOPへ

  • 福井県
    求人
  • 石川県
    求人
  • 富山県
    求人
  • その他
    求人

福井県の職種から探す

石川県の職種から探す

富山県の職種から探す

その他の職種から探す

Pagetop
非公開求人多数!

CLOSE