転職で英語資格は有利になる?語学力や海外経験を活かす転職とは

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転職で英語資格は有利になる?語学力や海外経験を活かす転職とは

求職者の皆さまの中には、「英語(語学力)を活かして転職をしたい」とお考えの方も多いのではないでしょうか。
転職サポートを行っている弊社でも、このようなご希望をお持ちの方は年々増加しています。
時には海外在住の方とオンラインで転職面談を行うこともありますし、「英語ができない」という理由で採用を見送られるケースも散見されるようになりました。
このようにグローバル化の波が押し寄せてきている今日において、転職で英語資格をもっていることは有利になるのでしょうか?
今回は、「転職における語学力の重要性(特に資格の有無)」や「語学力や海外経験を活かす転職」について解説をしたいと思います。

転職における英語(語学力)の必要性

語学力を重要視する企業は増加傾向にある

日本企業は持続的に成長を続けるために、自社のサービスを販売する市場として、または労働力を求めて、これまで様々な国へ海外進出をしてきました。
また、石川県や富山県、福井県の製造業などでも、設計を海外に外注していたり、納品先が海外だったりと、国際色が豊かになってまいりました。

実際に昇格要件の中で、明確にTOEICの点数を挙げている会社も決して珍しくはありません。
また英語だけではなく、中国語や最近はベトナム語などの語学の需要もある程度あります。
実際に弊社で取り扱っている求人でも、「TOEIC800点以上」「英語力あればなお可」「ベトナム語の出来る方」等の条件がある求人を見るようになりました。
このように今日の転職市場では、求職者に対して語学力、そして英語資格を求める企業は増加傾向にあります。
ある一定の需要がありますので、転職時に語学力をアピールすることは強ち間違いではないと言えるでしょう。

英語(語学力)を重視する業界の例

外資系企業

企業にもよりますが、外資系企業だと様々な国の出身の社員が多かったり、本社とのやりとりや社内公用語が英語だったりするので、その場合は英語力が重要になります。

商社

商社はさまざまな商材を取り扱い、売り手企業と買い手企業を結び付ける仲介としての役割をします。商社には、総合商社やある分野に絞って取引をする専門商社があります。
商社では海外での勤務や海外企業との取引をすることがありますので、高い英語力が求められます。

旅行業界

ホテルの手配等、海外旅行先となる国々とのやりとりをしたり、添乗員となって海外ツアーを担当するなど、業務の内容によっては英語やその他の語学力が必要になります。

観光・旅館・ホテル業界

2015年に北陸新幹線の長野・金沢間が開業し、北陸地方にも海外からの観光客が多くなりました。
弊社がある石川県金沢市は日本有数の観光地で、街中では英語の他に、フランス語が聞こえることもよくある光景になりました。
2021年2月現在、新型コロナウイルスの影響で訪日外国人の数は少ないですが、昨今の外国人観光客の高まりを考えると、観光業界に携わるスタッフが英語やその他の語学を習得していることは重要です。

▼参考:日本政府観光局 月別・年別統計データ(訪日外国人・出国日本人)
https://www.jnto.go.jp/jpn/statistics/visitor_trends/

転職で英語力を証明する!おすすめの英語資格・指標

転職希望の方がご自身の英語力を証明する場合、いくつかの方法があると思いますが、まず、一般的に思いつくのはTOEICやTOEFL、実用英語技能検定(英検)などの資格や指標です。

TOEIC

TOEIC® Programとは、「英語コミュニケーション能力を公平公正に評価する世界共通の基準」です。テストを受けた後は合格・不合格ではなく、英語力がスコアで評価されます。
TOEIC® Listening & Reading Testはマークシート方式で990点満点です。
2021年2月現在、世界160カ国で実施されています。
企業内での昇進や昇格の基準、海外出張や赴任をする社員の選抜等でも指標にされています。

▼参考:一般財団法人国際ビジネスコミュニケーション協会 TOEIC Programとは
https://www.iibc-global.org/toeic/toeic_program.html

TOEFL

近年日本国内でも、大学入試においてTOEFL®テストのスコアの活用が増えており、世界で実績のある英語能力測定試験です。
英語を母語としない方々を対象に、主にアメリカやカナダ等に留学を希望する人々の英語力があるかどうかを判断する基準として利用されています。
そのため、テスト内容は主に大学・大学院レベルの実践的でアカデミックな英語を扱ったものとなっています。

TOEFL iBT®テストは4セクション(Reading,Listening,Speaking,Writing)で構成されています。
TOEICと同様に合格や不合格ではなく、スコアで評価されます。
スコアの有効期限はテスト日から2年で、総合スコアは120点満点です。

尚、前述した通りTOEFL iBT®テストは、海外留学し学業を行う英語力があるかどうかを証明するために主に利用されています。
英語能力を測る指標となることには間違いありませんが、転職を有利に進めるために新たに取得するのであれば、TOEICを受験されることをおすすめします。

▼参考:一般社団法人 CIEE国際教育交換協議会 TOEFL®テスト日本事務局 受験者の方へ
https://www.toefl-ibt.jp/test_takers/index.html

実用英語技能検定(英検)

英検は小学生から社会人の方まで幅広い年齢層を対象とした英語検定試験で、日本国内での知名度がかなり高いことが特徴です。
中学生の時に初めて英検を受けたという方も多いのではないでしょうか?
英検は7つの級(難易度が高い級から1級、準1級、2級、準2級、3級、4級、5級)を設定しており、合格・不合格で判定されます。

▼参考:公益財団法人 日本英語検定協会
https://www.eiken.or.jp/eiken/

IELTS

IELTS(アイエルツ)は、海外留学や研修のための英語力の証明や、イギリス、オーストラリア、カナダなどへの海外移住を申請するにあたり最適なテストとなっています。
2021年2月現在、140ヵ国、合計10,000以上の機関が認定しており、国際的な通用性が高いことが特徴です。
コミュニケーション力に重きをおいており、IELTSテストのスピーキングでは面接官との対面式が採用されています。

▼参考:公益財団法人日本英語検定協会 IELTSの特徴とメリット
https://www.eiken.or.jp/ielts/merit/

転職で有利になる英語資格・スコアの目安は?

TOEIC

転職で有利になるTOEICの点数・スコアの目安は、最低600点以上です。
スコアが600点ほど取れていれば、採用担当者に「英語が苦手ではない」程度には印象を持ってもらえます。
そのため、応募先企業の環境が「ほとんど英語を使わない」または「簡単な英語のメールや電話を受ける」程度であれば、履歴書に書くと有利になると言えるでしょう。

もし企業の国際部門など、日常的に英語を使用する仕事に就きたいとお考えなのであれば、800点以上が目安となります。
さらに転職で英語力を特にアピールしたい場合は、900点以上あるとより英語力をアピールできるでしょう。
尚、英語を社内公用語とする企業等で、TOEICのスコア700点以上という条件がある等、企業によっては求人への応募に条件がある場合も考えられます。
自分が応募する企業には「TOEIC〇点以上」というように応募条件に制約がないか、応募する前に確認しておきましょう。

TOEFL

TOEFL iBT®テストの点数・スコアの目安は、スコア80点が日本人の受験者が目指す一つの基準と言われています。
TOEFLでスコア100点以上を獲得するのはとても難しいので、転職時にはかなり英語力が高いと評価され、転職で有利になるでしょう。

実用英語技能検定(英検)

転職で有利になる英検レベルの目安は、英検2級以上です。2級以上を取得していれば、積極的に履歴書に書くとよいでしょう。
他の求職者との差を付ける意味では、合格率の低い準1級や1級を取得すると、よりあなたの英語力をアピールできます。

IELTS

転職で有利になる、総合評価としてのIELTSオーバーオール・バンド・スコアの目安は、6.0以上です。
これ以上のスコアであれば履歴書に書くとよいでしょう。
外資系企業やJICA、外務省といった、海外で活躍する機会が多い企業や機関を目指す際には、7.0以上が目安になります。
TOEICやTOEFL、英検と比べるとIELTSは日本での知名度が低いですが、日本での入試でも採用が広がってきています。

▼参考:公益財団法人日本英語検定協会 採点方法・テスト結果
https://www.eiken.or.jp/ielts/result/

留学や海外転勤の経験は職務経歴書でアピール

資格以外にも、留学経験を自分自身のアピールポイントに挙げられる方も多くおられます。
高校を出てすぐに海外の大学に進学された方、大学在学中に交換留学で海外の大学で学んだ方、大学卒業後に留学をされた方、それから一時期に比べると少なくなった気がしますが、ワーキング・ホリデー制度(※1)で海外に行かれた方などもいらっしゃいます。
また、就業した後に海外転勤などで海外生活をご経験された方もいらっしゃいます。
この場合資格などではなく、職務経歴書に記載して海外経験をアピールできる事項となるでしょう。

【※1 ワーキング・ホリデー制度とは】
「二国・地域間の取決め等に基づき,各々が,相手国・地域の青少年に対し,休暇目的の入国及び滞在期間中における旅行・滞在資金を補うための付随的な就労を認める制度」のことです。
令和2年4月1日現在、日本では26か国・地域との間でワーキング・ホリデー制度を導入しています。
(参考:外務省ホームページ「ワーキング・ホリデー制度」 https://www.mofa.go.jp/mofaj/toko/visa/working_h.html)

転職で英語資格は有利になるの?

基本的には英語資格は有利になると考えてよい

「英語ができる」ということだけでも、地頭の良さや英語習得の努力を重ねられる力をアピールできるため、採用担当者には少なからず好印象を与えることができます。
また、応募条件に「TOEIC〇点以上」という基準がある場合には、選考してもらえる・スタートラインに立てるという意味で、英語資格は有利に働きます。
また、高得点を獲得したうえで仕事での実績があると、更に有利になります。

語学の資格を取得していて有利になるケースは、資格手当の支給対象になる場合が考えられます。
また、昇格条件として英語力が問われる会社の場合ですと、語学の資格を取得していることで昇格もしやすくなり、年収アップに繋がると考えられます。
最近では社員や実習生など、社内に外国籍の方が在籍している場合も珍しくありませんし、語学力を保証する資格やスコアが入社前だけでなく入社後も有利に働くケースも多いでしょう。

語学を活用した実務経験が無いからといって、資格やTOEIC・TOEFLのスコアが不利になるということはありません。
語学力があなたの長所の一つであることは、紛れもない事実です。
実際に自分の語学力の高さを担保するために、履歴書や職務経歴書の中で資格について言及するケースが大変多く見られます。
基本的には転職活動において、英語資格は有利になると考えてよいでしょう。

「英語ができる」ことと「英語を使って仕事ができる」ことは違う

基本的に転職において英語資格は有利にはなりますが、資格や留学経験の重要なところは、担保されるのはあくまで「語学力」のみであるということです。
もちろん資格を取得するための努力も、留学の際に学んだ現地の文化背景の知識も、転職の選考では間違いなく考慮されるかとは思います。
しかし、あくまでこれらの中心は語学力であり、仕事ができる能力を担保しているわけではありません。

通常、英語力を必要とする求人には、通訳などの職種のように単に英語ができる方を探している場合もありますが、多くの場合は英語を使って特定の業務ができる方を求めています。
仮に【海外営業(英語力必須)】という求人があった場合について考えてみましょう。
この求人の核は、あくまで営業力であって語学力ではありません。
営業という業務に英語を使って従事してもらいたい、ということに力点があります。
このように「英語ができる」ことと「英語を使って仕事ができる」ことは違うのです。

「英語を使って仕事ができる」ということが重要

転職において評価されるのは、英語を使って仕事をしたり、海外での駐在経験があったりというような「英語を使って仕事ができる」点にあります。
逆に言うと英語試験の点数が低くても仕事での実績が優れていれば、英語必須の環境下の職場でも考慮してくれるケースもあります。
「これから転職のために英語資格を取ろう」とお考えの方は、ビジネスで使える実践的な英語を意識しましょう。

特に注意すべきは、専門用語とリスニング能力です。
ご自身が働かれている業界には、業界独自の専門用語があるかと思いますが、それを英語で問題なく話せるでしょうか。
「ネイティブでない日本人だから、多少専門用語が分からなくてもOK」という考え方は、仕事の上では通用しません。

リスニング能力も大切です。
出身の違いによって英語の発音は大きく変わりますが、筆者はイタリア人の話す英語がイタリア語にしか聞こえず、ヒアリングがものすごく苦手です(笑)。
昨今のグローバル化によって、英語を母国語としない様々な国の人と、英語で話す機会も多くありますので、英語を活用する仕事に就かれようとしている転職者の方は、そういった事も想定されたら良いかもしれません。
ビジネスで使える語学を意識し、常に自分の語学力の向上に励みましょう。

まとめ

ビジネススキルにプラスアルファで語学力をアピール

転職でアピールできるのは、「仕事推進能力 プラス 語学力」です。
TOEIC・TOEFLのスコアや語学の資格などは、あくまで一つの武器・アピールポイントであるということを認識した上で、転職活動に臨みましょう。
選考では、語学力を担保する資格や海外経験だけではなく、その長所を生かしてどういった方面で応募企業に貢献できるのかや、あなたが今までに培ったビジネススキルをアピールできれば、いい結果に繋がります。
そのためには、応募企業が解決したい課題は何なのか、業務の中心・目的はどういった事なのかを、事前に転職エージェントに確認しておきましょう。

石川県や富山県、福井県でも英語力を求める企業は増えてきている

時代は紛れもなくグローバル化です。
日本発祥の企業でも社内公用語は英語、という企業も大都市圏には増えてきています。
石川県や富山県、福井県では、大都市圏の企業のように社内公用語が英語という企業はまだないですが、それでもグローバル化は急速に進んでいます。
英語力は転職での一つの武器になります。どんどんチャレンジして、あなたにとってよりよい転職を実現していきましょう!

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