正しい「転職軸」の作り方!面接・応募書類の説得力を上げる

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転職ノウハウ

採用試験対策コラム

正しい「転職軸」の作り方!面接・応募書類の説得力を上げる

「転職するにあたり、会社や仕事をどういう軸で選べばいいの?」
「これから転職活動をしようと考えているが、どう進めてよいか分からない」
「転職活動が思うように上手くいかない」
転職活動に関するこのようなお悩みをお持ちの方は、ぜひご覧ください。
昨年転職をした筆者の体験談を基に、正しい「転職軸」の作り方についてお伝えします。
皆さんが転職をするにあたり、転職成功に至るまでの手助けになれば幸いです。

転職を進める上で要となる「転職軸」

「転職軸」とは?

「転職軸」とは、転職先企業を選ぶ際にご自身が重視する条件や希望のことです。
学生時代に就職活動をされた方は、「就職活動の軸」という言葉を聞いたことはありませんか?
その頃の自分を思い出すと、就職活動の軸についてはざっくりと抽象的なイメージで決めていたように思います。
例えば、「手先の器用さを活かし、機械を使う仕事」や「困っている人の役に立てる仕事」などというようなものを就職活動の軸として設定したとします。
上記はどちらも漠然としたイメージですが、就職活動の場合は社会人として働いた経験が無いので、具体的な仕事に対するイメージが出来なくても当然です。
しかし、転職活動の場合では社会人として働いた経験があります。
そのため、応募先企業と比較できる材料(今までの仕事の内容、経験、会社の雰囲気・環境等)があります。
そのため転職の軸は、学生時代の就職活動の軸に比べて何を重視するのか、優先順位をより具体的に明確にする必要があります。

転職軸が定まらないと転職に失敗してしまう可能性も…

転職活動をするにあたり転職軸が明確になっていないと、例えば面接の際に面接官の問いに対して一貫性のある回答が出来ず、応募企業が不安になるような印象を与えてしまうことになります。
また、転職の軸が上手く定められず、あれもこれもと条件や希望を欲張って転職活動をしてしまうと、志望企業を定められずに、転職活動がだらだらと長引いてしまう可能性があります。
そうなると、転職活動に要する時間・労力を無駄にする事態に陥り、途中でストップすることになってしまいます。
そこで、まずは転職軸をしっかり定める事が転職活動におけるキーポイントと言えるでしょう。

転職軸が定まっていれば、面接・応募書類での説得力が高められる!

転職の軸は面接のみに限らず、書類選考でも大きく結果を左右する要因の一つになります。
転職軸が定まっていない人は、直接話した時にブレた発言になってしまい、面接官に見透かされてしまいます。
転職の軸が定まっている履歴書や職務経歴書等の書類の内容は、応募企業への志望動機や志望理由について説得力を高めることができます。
つまり、転職軸を明確にしておけば、「自分自身がどういう理由から応募企業への転職を希望してるのか」ということが具体的に説明できるので、面接での回答や応募書類が説得力のあるものになり、応募企業へアピールすることが可能です。
「転職をする上で何を優先したいのか」「働く上で何を大切にしているのか」という要素を自分自身の中でしっかり把握することで、転職成功への道のりが見えてきます。
また、転職軸を定めることにより、転職活動においてご自身の希望する優先条件を再確認できるので、自分の軸がぶれることなくスムーズに転職活動をすることができます。

転職を成功させる!正しい「転職軸」の作り方・探し方

転職活動をするにあたり「希望条件」を決めよう

転職軸を作るには、まず「転職をするにあたり、自分が何を望んでいるのか」や「転職先企業で何を実現したいのか」「転職をする上で自分が大切だと思う要素」を思い描きながら、具体的に職務内容、給与の目安や勤務場所、待遇や入社時期などの希望条件を書き出してみましょう。
ここでポイントとなるのは、「最初は希望条件を出来るだけ多く書いてみる」ということです。
多くの希望・条件を書き出してみることは、自分自身の中でより明確な希望条件を洗い出すための下準備になります。
もし現職に不満がある場合は、それを軸に書き出すのも良いでしょう。
転職した後も同じ不満を抱えては、転職の意味がありません。
現職の不満から転職先で避けたい条件を挙げていくことで、希望条件を洗い出すことができます。

<希望条件の例>
・今までの経験・スキルを活かせる
・専門的な資格を活かし、キャリアアップできる
・売り上げ規模が大きく、給与水準が高い
・平日に家族との時間が取れる(残業時間を減らしたい)
・地元北陸への貢献度が高い商品・サービスに携わる
・社員を大切にする社風で、職場の人間関係が良い
・評価制度が明確である
・通勤がドアtoドアで40分以内の職場

書き出した希望条件の中から「優先順位」をつけよう

転職するにあたり、自分の希望に全て当てはまる求人が見つかれば一番いいのですが、全ての希望条件を満たす求人に巡り合うことは、なかなか難しいことです。
そこで希望条件を書き出した後は、「自分の希望の中でも特に重要視していること」が何かを考え、希望条件の中で優先順位をつけましょう。
優先順位をつけることで、転職をする上で自分が何を優先しているかを把握することができます。
転職をする上で自分が大切だと思える要素を、順にチェックしてみましょう。

<希望条件に優先順位をつけた例>
1・今までの経験・スキルを活かせる
5・専門的な資格を活かし、キャリアアップできる
2・売り上げ規模が大きく、給与水準が高い
4・平日に家族との時間が取れる(残業時間を減らしたい)
8・地元北陸への貢献度が高い商品・サービスに携わる
3・社員を大切にする社風で、職場の人間関係が良い
6・評価制度が明確である
7・通勤がドアtoドアで40分以内の職場

上記の例でいくと、優先順位が高いものから順に「今までの経験・スキルを活かせる」>「売り上げ規模が大きく、給与水準が高い」>「社員を大切にする社風で、職場の人間関係が良い」というこの3つが、転職活動するにあたっての「転職の軸」となります。

もしも転職軸が「決まらない」「定まらない」という場合には

家族、友人に相談してみる

今回お伝えした転職軸については、転職活動において要となる部分ですが、「転職軸がどうしても定まらない…」という方は、周りの信頼できる家族や友人に相談してみましょう。
第三者目線から客観的に自分の転職について見てもらうことで、思いもよらぬ良いアドバイスをもらったり、頭の中の考えが整理されて転職軸が定まったりということもよくあります。
また、家族と一緒にお住まいの方は、「石川県外への転勤がない会社にしてほしい」「今は土日休みじゃないから、転職してもっと家族一緒の時間を過ごせるようにしたい」など、あなたの転職に関して家族からの要望がある場合があります。
そういった点も事前に確認し、転職市場の相場との折り合いもつけて転職活動をする方が、応募企業について家族の同意が得られやすく、スムーズに転職が進められるでしょう。

適性テストなど分析ツールを使ってみる

学生時代の就職活動の時に、職業適性テストなどを受けた経験がある人は多いと思います。
今ではさまざまな診断方法があり、採用する企業側でも採用判断の参考にそのような診断を志望者に受けてもらうことがあります。
それらを利用することで、自分でも知らなかった一面や性格を知ったり、すでに知っている部分を再認識することで転職軸が定まってきたりすることもありますので、迷ったら一度受けてみても良いでしょう。

転職エージェントに相談する

転職エージェントは転職したい方々をサポートするプロフェッショナルです。
そんなプロの目線から転職軸についてアドバイスをもらうことは、転職成功への近道になります。
「転職軸をどう決めたらいいのか不安がある」「どのように希望条件の順番を決めたらいいのか分からない」などのお悩みがあれば、転職エージェントが相談に乗ってくれます。
もし北陸(富山・石川・福井)への転職をお考えの方なら、ぜひ「ほくりくFIT転職」にご相談ください!
転職をお考えの方の今までの職務経験やご希望をお伺いし、転職軸の決め方や転職の進め方など、転職に関するあらゆるサポートをさせていただきます。
どうぞほくりくFIT転職にお気軽にご相談くださいませ。

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