転職の自己紹介でアピールできる実績がない場合の対処法

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転職ノウハウ

採用試験対策コラム

転職の自己紹介でアピールできる実績がない場合の対処法

転職活動での自己紹介は、企業にあなたの人柄や仕事への姿勢、意欲度を伝える最大のチャンスです。
また、企業にとっては共に仕事を行う人材を見極める、重要な機会です。
しかし、実際に転職活動を始めるにあたり、『自己紹介はどうしたらいいんだろう?』『企業にアピールできるような実績がない…』と思ったことはありませんか?
本コラムでは、特別な実績がない場合でも採用担当者に良い印象を与えるポイントをいくつかご紹介いたします。これから転職を考えている方は是非ご参考くださいませ。

自己紹介のために準備すべきこと

自己紹介のパターンは複数用意しておく

転職の面接は、応募者・企業側ともに簡単な自己紹介を行ってからスタートします。
雑談を行い和やかな雰囲気で面接を行う企業、淡々と面接を進める企業など、採用担当者の人柄や社風によって、面接の進行方法は異なります。
中には、『今までの職歴を含めて、〇分で自己紹介をお願いします。』と長い自己紹介をお願いされる場合もあるでしょう。
そこで、30秒~1分程度の短い自己紹介、1~2分の長い自己紹介など、あらゆる場面を想定して複数の自己紹介を準備しておくことをお勧めいたします。
ちなみに、1分の目安は文字で300字前後です。
この目安を参考に自己紹介文を準備し、実際に時間を測って練習しておくと良いでしょう。

職務経歴書の職務内容は、誰が見ても分かるように丁寧に細かく記入する

自己紹介をする時に、企業担当者が見ているのがあなたの職務経歴書です。
『職務経歴書を書くことなんて簡単だ』と思っている方もいらっしゃるかもしれませんが、誰が見ても分かりやすいように記入することは意外と難しいものです。採用担当者はテンプレートのような当たり障りのない職務経歴書には、飽きていることでしょう。

例えば、これまでと同じ業界または同じ職務内容の求人に応募するのであれば、採用担当者もあなたの職務経歴書を見て、今までにどんな仕事に従事してきたのか、すぐにイメージできるでしょう。
しかし、応募を検討している企業の求人が、今行っている職務内容(業種・職種)と異なる場合は、注意をする必要があります。
なぜなら、採用担当者が職務経歴書を見ても、今までにあなたがどんな仕事をしてきたのかイメージできず、自社にミスマッチな人材であると判断されてしまえば、書類審査の段階で落とされてしまうからです。
採用担当者は異なる業界の仕事に対して必ず理解があるわけではなく、むしろ理解がない場合の方が多いと考える方が自然です。
そのため、職務経歴書を記入する際は仕事上の業界用語はできるだけ避け、経験してきた内容を分かりやすく記載することをお勧めします。この工夫は書類選考だけではなく、面接にも効果的です。

また、面接で思うようにアピールできなかったとしても、面接官が職務経歴書を見てあなたが口頭で伝えきれなかった部分を理解してもらえたり、話のネタになったりします。職務経歴書は『誰が見ても伝わるように書く』ということを、常に念頭に置きながら作成しましょう。誰が見ても伝わるように書くポイントは、「どこで」「誰に」「どんなことをした」を基本に書くことです。また、内容は実績や成果などを数字で表すと分かりやすくなります。

企業の下調べを入念に行う

転職では、面接前に企業の下調べを行うことは、あなたと企業の共通点を見つける上で重要になります。
共通点が多いほど面接の中で話題になりやすく、採用側も関心を持ちやすくなります。
現代は新聞・文献・ネット検索で、あらゆる情報が手に入る時代です。
設立年月日、代表者名、取引先、取扱商材、企業の特徴、求める人材などできるだけ応募企業の情報収集を行い、場合にとっては転職エージェントに相談し確認しましょう。
そして共通点があれば、自己紹介や面接でアピールしましょう。
得た企業の情報に対するあなたの考えやアイデアも考えておくと、面接官へインパクトを与えることができます。

質問事項を考えておく

面接の際、『何か質問はありますか?』と企業側が問いかけてくることがあります。
その時いくつか質問をすれば、企業側は『自社に興味を持っているな』とプラスの印象を与えることができます。
ここで、『何もありません』と返答してしまうと、企業によっては『自社に興味がないのかな?』と悪い印象を与えてしまう場合があります。
また、質問を考える上で『どんな事業を行っている会社ですか?』といった安易な質問は避けて、よく調べた上での的を得た質問をしましょう。
質問は最低3つほど準備しておくと良いでしょう。

仕事で実績がない場合でもアピールできることとは?

効率的な仕事の進め方や業務改善能力をアピール!

実績をアピールすることに比べ、ルーティンワークについて述べることは、アピールポイントとして見劣りしてしまうのでは、と考えるかもしれません。しかし、伝え方によっては武器になります。
むしろルーティンワークがひとつもない企業は珍しく、効率的に遂行してほしい業務はほとんどがルーティンワーク化されています。
ただ、ルーティンワークの弊害で、「決められたことをするだけだから」と思考停止している人材が多いのも事実です。
ルーティンワークに対して、さらに効率的に作業を行えるようにと、業務改善等について普段から考えている人材は貴重です。
例えば、応募した求人内容に”ルーティンワーク”が存在する場合、採用側は「求職者がルーティンワークに対してどのように仕事を行うか」を見極めたいと思っています。
そのため、「仕事上の実績がなく、ルーティンワークしか経験がない」といった場合には、効率的な仕事の進め方や業務改善能力をアピールすると良いでしょう。

決められた時間の中で効率的に業務を行う方法(仕事の進め方)や仕事の正確性、業務を行う上で自発的に行った改善など、「あなたの仕事に対する姿勢」をアピールポイントとして伝えれば、『この方は、うちの会社でも真面目に仕事に取り組んでいただけそうだ』と採用側に好印象を与える自己紹介ができます。
また、改善に対し他者から評価された経験がある場合には、そのこともアピールすると第三者的な視点がプラスされ、自己紹介の質が高まります。

仕事で工夫していることをアピール!

どんな職種の方でも、『こうすれば上手くいく』というような、仕事のコツをお持ちだと思います。
例えば、営業職の場合、初めての企業に電話をかける際に、関係者に効率よく電話を繋いでもらう方法、面会時間をもらうために必ず伝えているキーワード等、いろいろな工夫をされていると思います。
そのように具体的なエピソードを用いて、仕事上で工夫していることを自己紹介で伝えれば、『うちでも同じように自ら工夫して仕事をしてくれそう』と採用側にイメージさせることができ、良い印象を与えることができます。

あなたのパーソナリティや人柄をアピール!

実績以外にも、あなたのパーソナリティや人柄をアピールすることは有効です。
例えば、従事していた仕事が、企業内であなただけ行っている業務であれば、あなたが責任感のある人で、ミスのない仕事をするから任せられていたと考えられます。
そのような場合には、『なぜその業務を行う(任命される)ことになったのか』、『その業務に対する経緯・仕事の進め方』といった細かい説明を加えておくと、あなた自身の人柄や能力を伝えることができます。
その他、今までの仕事が社内外と連絡を密にとりながら行う業務であれば、あなたのコミュニケーション能力をアピールできる自己紹介をすることができます。

最終的には、あなたの人柄と応募企業での活躍の場をイメージしてもらうための関連付けが必要ですが、それが上手く説明できれば、あなたのアピールポイントになるでしょう。
今までにやってきた仕事には、あなたのどんないいところが活かせていたかを、今一度思い出してみましょう。

実績がなくても自分で工夫できること

採用側の気持ちを考え発言する

当然ですが、採用基準は企業によって異なります。
転職前までの経験を生かし、即戦力を必要としている場合もあれば、職務経験はあまり問わず、社員と上手くやっていけるような人柄を重視する場合など、求人によって様々です。
たとえ過去の経歴が優れていたとしても、『この人と一緒に働けない』と採用側に判断されてしまえばそれまでです。そこで、採用企業側の気持ちに立って発言することが重要です。

どのような人材を求めているか、募集背景・求める人材を調べておく

応募する企業がどのような人材を求めているか、把握する必要があります。
事前に募集されている背景が分かるようであれば調べておきましょう。求人票や求人サイトには、求める人材について書かれているかと思いますので、そちらもしっかりチェックしましょう。
もし事前に分からないようであれば、逆質問として面接の中で質問しましょう。
募集背景が分かれば、企業がどのような人物を求めているかイメージが湧くので、話しやすくなるでしょう。

表情・態度・服装など『目に見えるもの』に注意して面接に臨む

転職を考えている方のほとんどは見た目の重要性についてご存じかと思いますが、改めて考えてみましょう。
アルバート・メラビアンというアメリカの心理学者が、言語情報と非言語情報が矛盾したメッセージが発せられた時に、人はどのように受け取るかを実験しました。
その中で話し手が聞き手に与える影響は、『言語情報7%(言葉自体の意味、会話の内容)、聴覚情報38%(声のトーン、大きさ、強弱、話す速さ、口調)、視覚情報55%(しぐさ、表情、目線)』であるという結果が出ました(メラビアンの法則)。
この法則から、言語情報以外の情報がいかに重要かがよく分かります。

自己紹介で実績についてアピールすることがなくても、工夫できることはたくさんあります。
相手の目を見ながら質問に答える、できるだけ笑顔ではきはきと話す、清潔感のある服装・髪型にする等、あなた自身の努力次第で変えられることは、改善して面接に臨みましょう。

※メラビアンの法則は、人は視覚情報によって大半の物事を判断すると誤解されがちですが、あくまで特定の環境下での実験結果です。さまざまな解説が出ていますのでお時間のある方はご参照ください。
そのほかにも、ミラーリング(相手の動作や言葉などをまねること)や面接官の名前を覚えて質問時に名前を読んでから質問するなど、相手に好印象を与える心理テクニックはたくさんあります。転職を考えている方や活動中の方は、幾つか調べてみるとよいでしょう。

現職で経験を積む・新しいスキルを身につける

もし、今すぐに転職したいという訳でないのであれば、転職をする時までに、現職で新しいスキルを身につけたり、経験を積んだりという事は有効です。
社内で学ぶのが難しい場合は、自分が学びたい分野のスクールや講座を利用することも一つの手です。
また、そのように主体的に行動し学んでいるということも、転職の際にアピールすれば評価に繋がるかもしれません。

まとめ

本ページの内容について、既に知っていることが多いと思う方がいらっしゃるかもしれません。
しかし、先に申し上げたポイントを知っていても、全て実践できている人は少ないものです。
面接のために周到な準備をしておくことに越したことはないです。

「売り上げ目標200%達成」「3年連続表彰」などの数字で示されるような特別な実績がない場合でも、あなたの良さを企業にアピールする方法はいくらでもあります。
あなたの良さをどれだけ企業に知ってもらえるかが、転職での選考を左右します。

そして、面接の事前準備ができているのであれば、次は他者と模擬面接を行う等、実際に人に伝える練習を行い、自信を持って面接に臨みましょう。

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