この記事を読んでいるということは、金沢へＵターン又は移住を少しでも考えているのではと思います。
移住する地域はどこであれ住むところを変えるということには、確かな「情報」と「大きな決断」が必要になるかと思います。
特に都市圏と地方では、収入面や文化面、自然・環境の影響など、生活の根幹となる部分に違いが出てくるので、憧れだけで地方へ移住するのは時期尚早かと思います。
かく言う筆者も、数年前に東京から石川にＵターン移住し、金沢で働く決意をしました。
その経験を基に、「金沢で仕事・転職先はどう見つけたらよいか」「金沢に移住するメリット・デメリット」について解説いたします。
目次
金沢への移住を考えたら、まずは仕事・転職先を見つけることが先決！
理由①転職のミスマッチ・失敗を防ぐため
移住をしてから仕事を決めようとした場合、もしも転職活動が長引いてしまうと、金銭面や精神面で厳しくなってしまうので、焦りが出てきてしまいます。
現職で勤務を続けながら転職活動をすることは今や常識なので、ご自身とご家族の為にも収入を確保した上で転職活動されることをお勧めいたします。
また、仕事と収入が安定していると、心に余裕を持って転職活動ができると思います。
ただ、金沢の観光情報についてはインターネットで容易に収集することができますが、金沢での就職・転職情報となると、インターネットの情報だけを信じていいとは限りません。
実際の企業の社風や社長の人柄など、インターネットでは得づらい情報が重要になってきます。
そんな時には、地元金沢に密着した転職エージェントを利用すると、効率よく企業情報や転職情報を得られるかと思います。
金沢への転職に強い転職エージェントなら、石川県金沢市に本社のある「ほくりくFIT転職」にご相談ください！
理由②転職先への通勤に便利な場所に住むため
都市圏では電車通勤が主で、通勤時間は1時間以上も当たり前という感覚があります。
しかし金沢で電車で通える企業はそんなに多くはなく、基本的には車での通勤が中心となります。
その場合、通勤時間が30分圏内のエリアで居住地を探すのがベターでしょう。
また、仕事内容がマッチするけど通勤時間がネックになる場合は、高速道路の利用を視野に入れて検討されるのも有りです。
その他金沢は雨が多い土地で、雨が降るたびにかなり道が混み、通常よりも通勤時間がかかってしまうことがよくあります。
さらに冬には雪も降るので、そういった天候の影響による道路状況を加味したうえで、居住地を探すことをおすすめいたします。
理由③移住後の収入が分かれば金沢での生活設計がしやすいため
都市圏と地方では、収入面に大きく開きがあるのが現実です。
家賃や住宅ローン、飲食代や交際費等の生活費は多少抑えることができますが、収入面の変化分を補えるほど抑制することは難しいでしょう。
そこで移住の前に仕事を決め、これからの転職先での想定収入で理想の金沢ライフが過ごせそうかどうか、しっかりシミュレーションする必要があります。
都市圏から地方へ移住する場合、収入が減ることが多いのが現実ではありますが、実際に地方に移住するとライフスタイルが大きく変わるので、都市圏にいる時ほど支出する機会（飲み会や旅行など）や毎日の消費欲は減ると思いますので、それも視野に入れてシミュレーションされると良いと思います。
金沢での仕事・転職先の見つけ方
金沢への転職に特化した地元の転職エージェントに相談する
地元に特化した転職エージェントに登録すると、インターネット等で一般に公開されていない求人（いわゆる非公開求人）に出会うことが出来ます。
地元金沢の企業と関係性を築いている転職エージェントであれば、転職希望者にあわせて「求人を創る」という支援をしてくれる可能性があります。
また、転職サポート実績のある企業であれば、社員にはどういった人がいるか、どういう人が活躍しているかなど、過去の転職者の状況も知ることができます。
人によって、転職で重要視するポイントは異なると思います。
収入、勤務地、企業の雰囲気・風土、勤務時間、福利厚生、将来性など、より細かい企業情報を知りたければ【ほくりくFIT転職】への登録をお勧めいたします。
ほくりくFIT転職では、Webや電話でのリモート面談にも対応してます。
現在、金沢以外にお住まいの方も、お気軽に相談可能です。
いしかわ就職・定住総合サポートセンター（ILAC）に相談
石川県金沢市には、｢いしかわ就職・定住総合サポートセンター（ILAC：アイラック）｣があります。
石川県への転職や移住をお考えの方向けに、専任のコーディネーターがサポートしています。
関東・関西圏にお住まいの方向けにも、便利な移住UIターン相談センターがあります。
東京駅の近くには、｢いしかわ移住UIターン相談東京センター（ILAC東京）｣が、大阪には「いしかわ移住UIターン相談大阪センター（ILAC大阪）」があります。
▼参考：石川県商工労働部人材確保・定住政策推進室 いしかわ就職・定住総合サポートセンター（ILAC）
https://ishikawa-ilac.jp/
金沢のU・I・Jターン転職イベントや合同企業説明会に参加する
金沢市や石川県でもＵ・Ｉ・Ｊターンには力を入れてますので、頻繁に転職イベントを行っています。
地元金沢で行われるイベントでは、地元の企業の生の声が聞けるので情報収集にはもってこいだと思います。
「直接企業の担当者に会って、リアルな話を聞きたい」という方にはおすすめです。
ハローワーク（公共職業安定所）に相談
金沢市鳴和にはハローワーク金沢があり、金沢の仕事・求人情報の検索や職業相談ができます。
また金沢市石引の石川県本多の森庁舎には、「金沢新卒応援ハローワーク ヤングハローワーク」「マザーズハローワーク金沢」「しごとプラザ金沢」があります。
▼参考：厚生労働省石川労働局 ハローワーク金沢からのお知らせ
https://jsite.mhlw.go.jp/ishikawa-roudoukyoku/hw/hw_kanazawa.html
石川・富山・東京・大阪・アメリカで育った筆者が考える、金沢移住のメリット・デメリットとは？
筆者は生まれは金沢ですが、父の仕事や進学の関係で、国内は石川・富山・東京・大阪、海外はアメリカで育ちました。
富山・石川の北陸で過ごしたのは、中学から高校までのたった6年間しかなく、大学入学をきっかけにまた東京へ行き、数年前に東京から石川にＵターン移住し、現在は金沢市内で働いています。
そんな筆者が考える「金沢移住のメリット・デメリット」について、個人的な意見も含めてお伝えいたします。
金沢移住のメリットとは？
海、山、街が生活圏内にあること、これこそが金沢移住の最大のメリットだと感じています。
筆者はアウトドアが趣味で、東京にいた頃は毎週末、千葉へサーフィン、新潟へスキー、群馬へキャンプなど、金曜日の夜になると都会を脱出し、アウトドアを満喫する為に県外へ出ていました。
そして日曜日には、数時間の渋滞にハマって都会に戻る、という生活を繰り返していました。
それが金沢に来てからは、仕事前にサーフィン、仕事終わりにナイタースキー、休みには近場で登山やキャンプという夢の生活が手に入りました。
食に関しても、全国的に有名なお寿司屋さんや様々な種類の名店が数多くある等、食文化という面でも首都圏に負けず劣らず楽しむことができます。
住まいに関しては場所によりますが、都市圏の家賃相場で一軒家に住むことも充分可能です。
より広い家でゆったりとした生活をおくることもできるかもしれません。
金沢は海、山、街がどれも近いので、自分のライフスタイルに合わせて住まいを探すことができますよ。
金沢移住のデメリットとは？
個人的にはデメリットは特に見当たらないというのが正直なところです。
しかし、都市圏と比べると全体的に給与相場が低いことは、地方では避けることのできない事実です。
また、石川県は日本で有数の雨が多い県としても有名であり、「弁当忘れても傘忘れるな」という格言もあります。
３カ年平均の年間降水量は全国6位です。（石川県「石川統計指標ランド」R3年（2021年）版石川100の指標より）
冬の時期になると、北陸特有のどんよりとした鉛色の空が嫌になってしまう移住者もいます。
そこは四季をダイレクトに感じることができて、逆に筆者はメリットだと考えるようにしています。
メリット・デメリットは人それぞれ！自分が納得して金沢移住を決めることが大事
筆者は金沢に住むメリットしか感じてませんが、捉え方次第な部分があると思います。
自分にとって何が一番大切か、今一度考えてみるきっかけになれば幸いです。
そして、「金沢移住についての情報が知りたい」「金沢で転職活動する相談をしたい」という方は、ぜひ「ほくりくFIT転職」にご相談ください！
