
T・Nさん/50歳
- Before
- フリーランス/デザイナー
- After
- 小売業/社内デザイナー
転職の動機や感想を教えてください
これまでフリーランスでデザイナー業を営んできましたが、仕事が減ってきたことと、取引先の担当者も若返ったことで感覚的にいっしょに仕事を続けていくのも厳しいと感じるようになったことなどがあり、転職を意識しだしました。
私は関西出身・関東在住でしたが、地元には戻る必要がなかったため、過去旅行などでイメージの良かった北陸と九州のいずれかで永住を希望し、いくつかのエージェントに相談をしました。
もともとの土地勘があったわけではないこともあり、その土地土地への新しい発見の期待はあったものの、文化や考え方が合うかどうか、そもそもどのような企業があるか、仕事はあるのかなどの情報が全くなかったため、そういった不安はありました。
どうしてもデザイン系業務は首都圏などの大都市に集約されがちなので、なければ首都圏で割り切って仕事を続けていくしかないと思っておりましたが、釣りなどのアウトドアが好きな私としては、地方での生活はとても魅力的に映っておりました。
実際、地方へのIターン転職を果たし、首都圏とは異なる地域住民の温かみに触れる機会もあり、本当に良かったと思っています。
また、収入は下がることも覚悟しておりましたが、結果的に前職での収入より提示給与は高かったうえで、更に会社からは住宅補助の支給があるため、大幅な収入アップにつながったこともとても嬉しく思います。
人材情報センターをご利用になった感想をお聞かせください
いくつかのエージェントに相談はしたものの、求人情報の提案はほとんどありませんでした。私も自分の経験が活かせるのはデザイン事務所くらいだと思っていたので、自分なりにも直接問い合わせもしましたが、年齢と職種がネックになると言われ続け、書類選考もことごとく通らず諦めもありました。
そのような中、人材情報センター様からは別の切り口で現職のご提案を頂けました。私としては想定もしていなかった働き方ではありましたが、確かに自分の経験は活かせると思い、エントリーに踏み切りました。
オンラインでの面接からのスタートでしたが、事前に人材情報センター様の担当者様とは何度も面談をし、お仕事内容のみならず、会社のことや担当者様のこと、エリアの特徴(住みやすい/住みにくいであろうところ)なども細かくお話を頂き、全て安心して進めていくことができました。
内定を頂いてからも、入社の時期などは交渉の上で調整を頂けたこと、住まいを決める際も通勤の利便性と趣味の両立ができそうなエリアなどをご提示頂くなど細かく寄り添って頂けたことなど、本当に感謝しております。
転職活動が楽しいと感じるとは思ってもいませんでした。
転職フォローした際のポイント(コンサルタントより)
正直、当社からも最初はご提案できそうな求人が限られており、頓挫しそうになったこともありました。
視点を変えて、結果的に入社した企業様に最初にアプローチした際も、「そのようなニーズはない」と断られました。そこで諦めず、本候補者の採用するメリットなどを仮説を立て再提案をしたところ、たまたま役員の目に留まり、そこからはとんとん拍子で話が進みました。
候補者様からすると、地方へのIターンを希望されてはいたものの、全く慣れない環境で、働き方もこれまでと大分変わることへの不安があったかと思いますので、できる限り求められる役割を企業様にヒアリングをし、事前にお伝えすることを心がけました。もちろん、もともと強くニーズがあった求人内容ではなかったことも含め、入社後は求められる範囲も広くなる可能性があることや、仕事内容に関してはアバウトであることも逐一報告・相談をしながら支援を進めて参りました。
結果、入社から半年経った今でも、企業様からは「とてもいい採用ができた」「あの時、こちらが断ったにもかかわらず、提案を続けてもらって本当に良かった」との嬉しいお声を頂けました。
候補者様自身も、入社後のびのびと力を発揮されているようで、私自身も一消費者としてその企業の変化を見ることができ、とても嬉しく思っています。
担当コンサルタント