
N・Sさん/61歳
- Before
- 製造業/情報通信機器開発(ソフトウエア搭載)
- After
- 製造業/発電施設向け制御監視電子機器開発
転職の動機や感想を教えてください
大学を卒業して大手電機メーカーの技術開発職として、2度の転勤を経験。
親の通院・介護の時期には往復1600Kmを超える距離でも、頻繁に親のサポートをした経験から一人息子にはそのような思いはさせたくないと夫婦で一致していました。
親を自宅に迎い入れ過ごし、最期を看取ったのを機に、大手電機メーカーの早期退職制度を利用して退職しました。
息子の住む富山市へ車で一時間以内の金沢市の会社で仕事に恵まれ、製品開発の中核として貢献していました。
しかし息子夫婦の職業柄と折からのコロナ禍で県をまたぐ移動に厳格な制限がかかり、迷いと葛藤の中、退路を断って退職を決断し、富山市に再度転職先を求めました。
60歳を超えてからの転職でもあり、技術開発職のみの転職にはこだわらず、幅広に転職先を探そうとしました。その矢先、今までの経験スキルが活かせる企業にマッチングの機会を得て大変ありがたく感謝しています。
人材情報センターをご利用になった感想をお聞かせください
金沢市での仕事でお世話になった方の紹介で人材情報センターを知り、登録面談を行った折に、情報通信技術・製品開発職かつ管理職といったキーワードをまともに活かす求人はないと思っていました。
しかし、亜流ではなく本流に近いスキルの活かせる企業を提案頂き、なおかつ一度の面接で決まってしまい大変驚きました。
正直消費生活アドバイザーの有資格者でもあり、それを活かした奉職のほうが転職しやすいとも考えましたが、今までの経験の延長線上の仕事が決まり、期待に胸がいっぱいです。JJCには大変感謝しています。
転職フォローした際のポイント(コンサルタントより)
最初の登録面談で大手電機メーカーでの技術開発、製品開発の実際をヒアリングさせていただきました。
マーケティング~知財管理に至るまで幅広く実践で経験されており、尚且つ最大500名弱の組織の総括責任者としてマネジメントまでをこなされてきている事、また金沢でも技術開発部長として、会社初の自社開発製品を上梓するなど、フロンティアスピリッツ、リーダシップ、人材育成等を併せ持つ秀逸な人材と判断しました。
ネックは既存組織の要職に空きがある会社を探すことに尽きました。
コンサルタントが40年来懇意にする企業トップに紹介したところ、組織調整に工夫はありましたがすんなりと受け入れる運びとなりました。
担当コンサルタント