ここ富山県の転職は、Uターン・Iターン転職者も多く、
また、そのような転職者はとても早く決まる傾向があります。
今回は、なぜUターンやIターンは有利なのかお伝えします。
企業がみるポイントに注目
企業が書類選考や面接でどういった点を評価されるか、についてお話ししたいと思います。
一般的に企業が応募者を選考するポイントは
・これまでのキャリアが当社の求めるキャリアと一致しているか、即戦力として活躍できそうか
・職場の年齢バランスを考え、ターゲットとなる年齢層かどうか
・本人の希望給与と自社の給与条件に大きな隔たりはないか
・コミュニケーション能力、マネジメント能力など、組織で働く上での対人能力に問題はないか
などですが、これらと同じくらい重要視されるのが、
『この先、当社で長く勤めそうかどうか』
です。
企業も採用に手間暇、コストをかけるわけですから、採用したそばから辞められたら困るわけです。
この人なら当社にマッチすると思い採用するわけなので、入社したからには長く勤めて欲しいわけです。
そうなると企業は転職者（応募者）のどういった面で、その部分を判断するかになります。
これはズバリ「前職（現職）の退職理由」です。
この点で不合格になった転職者はたくさんいます。
大切なのは、企業（採用担当）が納得できる退職理由（転職理由）です。
実際のところは、
「給与が安い」
「会社の将来に不安」
「上司と合わない」
「会社の方針と合わない」
「休みがもっと欲しい」
「転勤したくない」
などの理由もあると思います。このような理由でも絶対ダメというわけではないです。企業（採用担当）が、退職理由をお聞きして、「それは仕方ないよね」「大変だね、当社はそんなことないです」と思うならば問題ありません。
問題なのは、
「そのようなことは、どこの会社でもあるし、当社もありますよ。」
「ずいぶん不明瞭な理由だな、本当の理由は違うところにありそうだな、不安だ。」
「当社に来ても同じような理由で辞めそうだな。」
「そのような理由で退職したのならば、当社においてもトラブルを起こす可能性がありそうだから危険だな」
などと思われることです。
Uターン・Iターンは最強な理由
その点においてUターン・Iターンは、転職理由として最強なんです。
・親も高齢になったので将来的な介護のために
・長男なのでそろそろ地元に戻ろうと思う
・親の力も借りられるし、子育て環境がいいので、地元に帰りたい
・妻（夫）もしくは結婚予定の彼女（彼）の地元なので
など、いろいろな詳細理由はあると思いますが、
Uターン・Iターンの理由は、現職に対する不満というよりは、家庭的なことが主な理由なので、企業も受け入れやすいのです。
Uターン・Iターンが理由ならば、それ以上退職理由は突っ込まれません。
また中途採用は、新しい外部の血を入れて、職場に刺激を与え活性化させたいという側面もあります。そういった面でも富山から離れた地域に住んで、働いていた経験は評価されます。
ところで稀に、独身の方で富山とは無縁だがIターン希望だったり、所帯をお持ちだが、夫婦とも富山とは無縁だがIターン希望の方もおられます。
このような方は
・様々な部分で環境が整っていて、全国的にも住みよさランキングの高い県なので是非富山で暮らしていきたい
・アウトドアやスポーツが趣味だが、富山は山も海も環境が素晴らしいので
・自分のキャリアを活かせる企業、是非働いてみたいと感じた企業が富山にあったので
という理由が多いですが、これらの理由も全く問題ありません。
ただし、今後ずっと富山で暮らしていきたいという熱意を伝えることだけはお忘れなく。
